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超緩勾配屋根のリスク-その③-

超緩勾配のリスクを調べるための実験の続きです。

 

まず、レベルで水平を見た後、試験体を1/100の勾配にして、

一度、拭き取ります。

 

そのあとに、じょうろで水を雨のようにかけて、水のキレがどうなのか・・

の様子を見てみます。

 

下の写真が落ち着いた状況の写真です。

 

(1分勾配の落ち着いた状況)

 

理屈上・・

「勾配」はあります。

「水は勾配があれば流れる」という固定観念もあります。

 

 

しかし・・結果は表面張力の力でしょうか・・

軒先の水はたまったまま流れません・・。

 

これですと、もし、軒先に 「ピンホールのコーキングの穴」  や  「板金の掴みのわずかな隙間」があると・・

 

その穴から水が浸入して、屋根板金と下地板金や防水紙の間にたまり続けることになります。

 

夏の炎天下のあとの雨で被害が出るのは・・

 

多分・・ですが・・

 

膨張した空気が冷やされるときに、吸い込み力が発生して、

軒先のわずかな穴から水を吸い込むためだと思います

(あくまで予想です)

 

 

 

2分勾配(2/100)だとどうなるだろう・・

と思って、実験2回目

(2分勾配の落ち着いた状況)

 

2分勾配でも結局・・水のキレは悪く・・たまったまま(--;

 

 

それじゃぁ・・3分勾配(3/100)なら!?

 

(3分勾配の落ち着いた状況)

 

結局・・3分勾配でも水は切れず・・

ん~~(--;

 

 

続きは後ほど・・

 

【超緩勾配屋根の実験の様子のつづきは、毎月10日前後に公開していきます】

 

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Posted at: 2014.9.10(水)

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