木の香の家

「木の香の家」家づくりのコンセプト:真実の家づくり その2

真実の家づくりを目指したい その2

新在来木造構法「木の香の家」の家づくりは、そんな中でも、真に良いと思われる工法で取り組んでおります。

たまたま運が良かったのですが、平成6年頃、最初に納得し取り組んできた工法が、結果的には一番良い家づくりだったと感じております。それは、新木造技術研究協議会という半公共的な機関で研究している、「新在来木造構法」という工法です。この工法には莫大な宣伝広告費をかけておりませんので、耳なじみのない方も多いと思います。

しかし、北海道、北東北、新潟、北関東を中心に、その建築実績は他のフランチャイズ系の工法にひけをとりません。また、住宅金融公庫の省エネルギー仕様書の根本になっているのが、実は「新在来木造構法」なのです。

何を根拠に「良い」と考えているか?

それは、小手先の「イメージ」ではなく、物理的なデータで検証する点です。技術というものに、完璧は無いと思います。そういう意味で、技術は進歩していかなければなりません。
この協会では、現時点で出来る最高の技術を会員に技術情報として提供する一方、常にそのデータを収集し、分析しています。そして、改善点なども隠すことなく公開し、少しずつではありますが着実に進化しております。他の工法の技術でも理論的に良い点は良いと認め、意固地になることなくそれを取り入れます。

根本の目標は、「技術どうしの泥試合」ではなく、
「ユーザーが本当にいい家に住めること」ですから。

具体的にどんな住まいになるかというと、「性能面」では次のようなことがあります。

  • 外気温が約マイナス5度でも、10帖用の暖房器具1台で40~50帖の部屋を20度に保てる性能があります。
  • 40坪程度の住宅の暖房ランニングコストは、北東北の真冬で1ヶ月6千~8千円(暖房方法によります)。これは、先述したOMソーラーハウスと変わらないランニングコストです。違いというと、この性能は約80~100年持続するのに対し、OMソーラーは、故障すれば数十万円単位の修理費が定期的にかかってくる点かもしれません。
  • エアーサイクルのような、内部結露による北側壁内の腐食はありません。
  • 通風と遮熱の工夫をプランに取り入れますと、夏にエアコンを使わなくても過ごせるようになります。
  • 住宅の寿命は約100年となります。これは、内部結露を防ぐシートの寿命が紫外線照射の実験で80年程度という根拠から算出されています。
  • 仮に50年後に家を壊したとしても、ウレタン断熱住宅と違い、地球温暖化に甚大な被害を及ぼさない仕様になっております。ウレタン断熱の場合、約50年で家を壊すとその断熱材から放出される代替フロンにより、50年間のエコロジー効果は「無」になるのです。

発泡系の断熱材も、近年ようやく炭化水素発泡に切り替え、今では多くの断熱材が代替フロンを含んでおりません。これは非常に喜ばしいことです。逆に、ほとんど燃えないイメージのネオマフォームが、意外と燃えやすい(というよりは、いったん火が付くと非常に燃え広がりやすい)ことも訂正として書き加えておきます。イメージ的なものですが、パンフレットから受ける印象とは随分と差があるようです。

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