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木の香の家

スタッフブログ

お待たせしました(><)Ka様(><)

だいぶお待たせしてしまっていた、テーブルとベンチが完成(><)

テーブルの材料の納期が2週間程かかりそこから建具屋さんで作成。

ようやく形になりました(^^)

これから塗装屋さんが塗装し、完成です。お届けまでもう少し(><)

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脚の振れ止めには、鼻栓で納め、少し遊び心を入れてみました(^^)

お客様よりこんな感じのテーブルが良いと画像をいただき、家の雰囲気に合うようアレンジを加え図面に。

そして形となりました(^^)

材料は、タモの集成材です。塗装の仕上がりも楽しみだ~(~o~)

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そして、こちらは、玄関に置くベンチ。

こちらも完成です(^^)

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塗装完了し次第お届け(^^)

設置が今から楽しみです(^^)

木の香の家では、家具の制作も承ります(^^)

家に合わせ、人に合わせ世界に一点もの。いかがでしょうかー(^^)

Posted at: 2016.6.28(火)

1/100模型

外観を、100分の1模型で確認、検討。

CAD図面で改良、修正を重ね、2回目に作った模型は 右と左 どちらでしょう?

窓の大きさ、形、位置など、よくよく吟味しました。

外部柱の位置や壁からの距離のバランス

正面からの妻壁の見え方にもこだわり、下屋の調整、屋根勾配調整、階高の調整 など・・

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2回目に作ったのは・・・、「左」の模型です!

Posted at: 2016.6.15(水)

社寺建築の奥深さ

先月お引渡ししましたSa様より、これは絶対読んでおいた方が良いとオススメされた本があるのですが、あまりにも感動したのでご紹介します。

岩手県遠野市出身であり宮大工の菊池恭二さんが書かれた著書。恥ずかしながら、この本と出合うまで菊池さんのことを存じ上げませんでした。

色々と調べてみると、菊池さんは日本を代表する社寺建築に精通した名匠の一人であるのは間違いなく、「法隆寺の鬼」と呼ばれた西岡常一さんのお弟子さんでもあります。

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何百年、何千年とその地に建ち続ける社寺建築を創りあげるのに様々な苦悩が伴っているのがわかる一冊です。

木の癖、人の癖を読み、木も人も全てが一つになって初めて、後世に受け継がれていく社寺が建立していく。

社寺建築を建立するのに、技や経験はもちろん、木も人も「適材適所」に配当するのがなにより大事だとおっしゃているように思います。

棟梁は木を選定するとき、山に入り、実際に木が立っている状態を見て伐採する木を決めるという。使う樹種の特徴や用途、その木の癖を熟知してなければならない。

東にねじり返す癖がある木は、西にねじり返す癖がある木と組み合わせ、ねじれの力を相殺し、その癖をプラスの力に変えて生かしてあげる。

人も同じで、一癖も二癖もある職人の癖を読み適材適所に配して、心を一つに組み上げる。

『塔組は木組み、木組みは木のくせ組、木のくせ組は、人を組め 人組は人のこころを組め』 西岡棟梁の言葉です。

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そして、人育てについても言及しています。弟子を育てる基本は「教えないこと」。

大事なのは手取り足取り教えることではなく、「なぜ、こうなるんだろう」とウズウズしてくるのを待つこと。

失敗したら、「なんで失敗した?」と問う。弟子自身が自分で考える姿勢が大事なんです。

一般住宅にも共通している部分もあり、様々な気づきがある本でした。

木も人も「癖」があるから面白い。癖を生かし、心で建築を建てていきたいと思います!!

Posted at: 2016.6.11(土)

最近のつれづれ③

北上市に帰る日の朝。

お散歩がてら、近くの公園内にある展望台のような場所へ。(「紲(きずな)の杜」という所のようです)

そこからは久慈の海が遠くに見えました。

160505.jpgここには鐘が設置されており、東日本大震災後は鎮魂の鐘にあわせて黙とうを捧げているようです。

Posted at: 2016.6. 3(金)

web見学会

先週末の土日で北上柳原の家で見学会を開催させて頂きました。

今回は完全予約制であったため、予約して頂いた方のみ足を運んでくださいました。

今回来れなかった方のために、写真で少しご紹介します。

自称web見学会です..

無駄な装飾がなく、簡素でシンプルな空間であり、全体的に統一感がある品格のある住まいです。

玄関には作り付けの収納。

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リビング、ダイニング、キッチンが一体となっていて、吹き抜けもあり開放的な空間です。

窓から見える緑が気持ち良いですね。

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階段、手摺はシンプルに。手足が触れるところはなるべく無垢の木で。

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二階ホールに入る光が吹き抜けから一階に落ちていきます。

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1階リビングから玄関方向を。

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今回は無垢のパインフロアを使用しましたが、やはり肌触りが良く、温もりがあります。

写真では表現できませんが、光の反射具合も柔らかく、なんともいえない落ち着きがあります。

見学会に来て下さった方々、そしてSa様のご厚意に感謝しております。

ありがとうございました!!

Posted at: 2016.5.26(木)

最近のつれづれ②

翌日は最近オープンした久慈市の「もぐらんぴあ」へ。

東日本大震災の津波で全壊した水族館が、ついに営業再開!ということで、

私と娘は初めて、主人は20数年ぶりの「もぐらんぴあ」へ行ってきました。

 

イルカショーとかはないし規模も大きくない水族館ながら、入館規制がかかっておりちょっと並びました。

 
 

中には、ふれあいコーナーやトンネル水槽(カメ吉が泳いでました)、南部ダイバーが現れる水槽などなど・・・

160504-1.jpg↑ 子どもから受けた質問に答えています。(とっても手が冷たいそう!) 

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館内にはさかなくんコーナーもあり、こんな物も・・・

160504-2.jpg↑ マンホールの蓋に描かれるなんてすごいですね!!

③へつづく

Posted at: 2016.5.16(月)

最近のつれづれ①

だいぶ経ってしまいましたが、先月の上旬にインフルエンザにかかってしまい、ダウンしておりました(^^;

娘が終わったと思ったら今度は自分が・・・

看病期間を含めると2週間もお休みしてしまいました(><)

長期の休みだったため、担当のお客様には大変ご迷惑をお掛けしましたm(__)m

 

そんなわけで、ひっさびさの更新です(笑)

 

最近のお出かけはゴールデンウィークですね♪

主人の実家に遊びにいくついでに、フォリストパーク軽米へ行ってきました。

とても暑い日で、確か軽米の最高気温が29.2度!!

風車とチューリープの共演がとてもきれいでした~(^^)

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つづく

Posted at: 2016.5.16(月)

伊礼智氏の本

小さな家でおおらかに暮らす。

近年、少しでも大きな家に住むことが豊かさの基準の一つであったように思いますが、それが住まいの質の向上と直結しているかというとそうではないように思います。

むしろ、必要以上の無駄に大きな家を安く安くと建てることで大味な家になる。

それなら、必要で十分な面積にして、余裕ができた予算を、質を上げることに使うほうが良さそうに思えます。

例えば、シート貼りの合板から、温かみと風合のある無垢フローリングにしたり、外部に木を植えて少しでも多く緑を増やすとか。

小さな家をネガティブにとらえる必要はなく、小さな家だけど心地よい居場所が点在していて、おおらかに、そして豊かに暮らすことを考えてこうよ、というのが伊礼さんの考えです。

そんな伊礼さんのノウハウが詰まった本が何冊あります。

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「伊礼智の住宅設計」はどちらかというと実務書です。膨大な詳細図面が惜しげもなく公開されていて、自社の設計にも生かせる内容であるため、教科書のような本です。吉村順三からの芸大系の系譜が伝承されていて、これからも何十年と色あせることのないバイブルであります。

「小さな家 70のレシピ」は項目ごとに分類されていて、大きな写真も多く、伊礼さんの作品集のような本です。一般の方もペラペラと気軽に読めるような内容です。一般の方はこの本から入門するのが良いのではと思います。

建築関係者はもちろん必読書ですが、これから家を建てようという一般の方もぜひ手に取ってみてください。

より高い次元で家づくりを楽しめるのではないでしょうか。

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「小さな家 70のレシピ」の1ページ。

上記の2冊は持っていますので、興味のある方にはお貸ししますよ(^^)!!笑

Posted at: 2016.4.27(水)

「通風」内装建具

先月に北上総合体育館で開催された「グッドリビングショー」にて

パナソニックブースで「通風マドのある内装ドア」が展示されていました。

エアコン暖房の場合よくホールに設置し、各部屋へは建具の真上に回転窓等を造作していましたが、

このドアであればその必要はなさそうです!

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ミニチュア(@@;)

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Posted at: 2016.4.26(火)

伊礼智氏のセミナー

リクシルさん主催の「性能の先の心地よさ」をテーマにしたセミナーに、伊礼智氏が講師として講演するということで参加してきました。

伊礼さんは自身の設計手法、ノウハウを惜しげもなく公開しており、人気の建築家であります。

内容は自身の著書に書いてある内容のまとめがメインであり、著書を読んでいたので、より深く理解することができました。

伊礼さんは設計の「標準化」を実践されており、生産性を向上しています。

例えば、玄関、トイレ、洗面、風呂、階段を標準化し、それを大きさやオプションを調整し上手くプランにはめ込むだけ。毎現場ゼロから考える必要が無く、その分の労力を、もっと大事なところに集約できる。

標準化=ワンパターンではなく、毎現場「改善」と新しい「試み」を繰り返し、質を向上させていくことが大事だとおっしゃっていました。

標準化は料理でいう「下ごしらえ」に似ていて、ちゃんとした下ごしらえがあってこそ、良い料理を提供できる。建築も土台となるものの質が高ければ、より良い仕事ができるんだよ、という言葉が印象的でした。

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標準化の考え方、またその先にある快適性についての面白い話をたくさん聞くことができました。

建築に関わる人はもちろん、これから家を建てようと思っている方にも伊礼さんの著書は読んでほしいので、次はブックレビューブログ書こうと思います。

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Posted at: 2016.4.23(土)

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