機械換気ではない方法で家づくりをしたい方は、パッシブ換気という手法を考えれば良いと思います。下図は、新住協で指導しているパッシブ換気の簡略図です。防湿層や断熱層はきちんと連続させて(気密にして)、屋根断熱の最頂点付近に排気筒を設けて、基礎断熱の床下に外部の冷たい空気を入れるというものです。つまり気密にするべきところは「閉じて」、意図したところを「開ける」方法です。この方法で0.5回の換気を計画的に確保するのです。