外観写真を見て気づかれた方いらっしゃるでしょうか。
一般的な住宅ではあたりまえに存在する"アレ"がないことに・・・
そう・・・それは・・・・・・・
窓の上にある壁!(↓ 赤丸の部分です)
このサッシ上の壁を無くして、水平軒天がサッシのすぐ上にくるように桁高を調整しました!
東西南北ほぼすべての窓上に壁がないので、よりすっきりとした外観になったのです。
屋根の勾配と軒の出のバランスを見るために作った模型をご紹介します!
屋根の形で、外観の印象が違うな~と感じられると思います。
①屋根勾配3.5寸 軒の出1.7m
軒がかなり深くなっていますね~
②屋根勾配4寸 軒の出1.3m
①ほど横長の印象が強くありませんね。
③屋根勾配4寸 軒の出1.5m
この模型たち、何が画期的かと言いますと・・・
この模型・・・・・・屋根だけ変えることができるんですっ!(@o@)
お客様は3つの"頭"をとっかえひっかえして見比べ、ご検討されました。
そして・・・「③ 屋根勾配4寸 軒の出1.5m」に決定したのです(^^)
さて、屋根の形は寄棟でいこう!と決まりましたが、なんとガレージが2台から4台に!
ご両親側の駐車スペースと隣接しそうだったこともあり、せっかくだから・・・と一緒に建築することになりました。
そこで、ガレージ4台分を含めて模型を作成いたしました。
作成してみると、横長のラインが印象的な外観となりました(^^)
ここから、屋根の勾配と軒の出の長さのバランスを決めるため、画期的な模型作りへと流れていくのです・・・
S様は初めから、平屋で建てたい!とのご希望でした。
北側にご両親のお宅があったため、2階建てにすると暗くなってしまうから・・・とのご配慮があったためです。
住居部分とガレージを、外観デザイン上うまくまとめて欲しいとのご要望でした。けれど、どんな屋根とガレージが好みのバランスなのか・・・やっぱり図面だけじゃ分かりづらいですよね!そこで、最初はお好みの屋根形状を探すため、数パターン屋根形状を変えて作成し、ご提案致しました。
模型①
模型②
模型③
模型④
模型⑤
模型⑥
ここまでで、作成した模型は8個。 いろいろとご提案させていただきましたが、屋根形状は寄棟がいいな~という方向に。
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